今最も必要とされている医療
厚生労働省による「人生の最終段階における医療に関する意識調査報告書(平成29年度)」によると, 一般国民の6~7割が最期を迎えたい場所に「自宅」と答えています。しかしながら,実際は自宅で最期を迎えた方はわずか13%(平成27年)で,7割以上の方が病院で亡くなっています。上記のデータが示すことは,自分の希望に反して大勢の方が病院での死を余儀なくされているということです。我々はこの現実を変えていきたいと考えています。
日頃の体調や持病を管理することで病気の悪化を予防し,異常の早期発見・早期治療に繋げ,最期まで安心して,笑顔で,穏やかに過ごせるよう支援します。そのために患者さん,ご家族,そして様々な医療・介護関係者と協力して, 質の高い在宅医療を作り上げていきます。
最期まで自宅で過ごしたいと願う方々が,自分らしく笑顔で過ごせる社会を創ることができるよう,これからも在宅医療に取り組んで参ります。